なんだかんだライフ

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去年、一番CMがおもしろかった企業はどこだっただろう。

先日『2014年度 企業別CM好感度ランキング』がCM総合研究所が発表された。

全体的に振り返ってみると最近話題になるCMは、日常ではない物語風なものが多い。

それでは1位から5位まで動画付で取り上げていく。

 

■ No.1 [KDDIau]三太郎シリーズ -学割・桃太郎の出生ー


TVCM au学割「桃太郎の出生」篇 30 秒 - 

桃太郎、浦島太郎、金太郎という日本昔話の大御所三人の”太郎”を集結させたCMが好感度ランキング一位を飾った。

この3人の太郎がキャスティングされたのは、日本の昔話での英雄(au)として側面からである。企業の名前もひそかに使っている作品である。

 

■ No.2[ソフトバンクモバイルSoftBank] 白戸家 ーお父さん回想するー


ソフトバンク CM 白戸家「お父さん回想する(歴史)」篇(30秒) - YouTube

長年、白戸家と共にCM人生を生き続けているソフトバンク

昨年の1位から一つ順位をさげて2位とはなったものの、以前として存在感は強く、シリーズ化しているため他キャリアよりは順位が下がりづらい傾向にある。

 

■ No.3 [サントリー食品インターナショナル:ボス] 宇宙人ジョーンズとマツコと夏目 ー黒ドレスの女ー


サントリー BOSS CM 宇宙人ジョーンズ 「黒ドレスの女」篇 - YouTube

こちらもシリーズ化している定番のCM。

トミー・リー・ジョーンズを主軸に旬の俳優やタレントを配役していることで常に人気上位に位置している。

 

■ No.4 [日本コカ・コーラ:ジョージア] 山田孝之:海の家従業員


山田孝之 CM ジョージア エメマン 「海の家従業員」篇 - YouTube

日常ひそかに感じることを山田孝之心の声で描写するのが印象的なCM。

 

■ No.5 [トヨタ:TOYOTOWN] のび太ジャイ子の娘


2014 TOYOTA トヨタウン CM23「のび太とジャイ子の娘」篇 - YouTube

ドラえもんの世界を実写化したCM。こちらも有名タレント勢を起用し、おもしろさを加えている。

ドラえもんのキャラクター達が現代に生きていたら」をテーマに家族をターゲットにしている。

ちなみにドラえもんは外人。笑

 

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ただ単に「話題になった」「好感度が高い」からといって、そのCMからビジネスに直接繋がるわけではないが、携帯のキャリアという他との差を聞かれたときに一般人が答えづらいものは人になにかしらの印象を与えることで、それが差になりえるのかもしれない。

今回のランキングで、人の心を動かすような感動ものや、人になにかを考えるきっかけを与えるようなCMが入っていなかったのは少し残念だ。

引き続き、今後も各社のCMを追っていきたい。