なんだかんだライフ

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とりあえず頭良くなりたいと感じる人がはじめに読む2冊の本

仕事をしていて、頭良くなりたいと思う事はおそらく全員が思ったことがあるだろう。
効率が悪い、結論までもう少し早いスピードで到達したいなど頻繁に感じる。
 
そんな時に出会った「戦略思考トレーニング」「戦略思考トレーニング2」という本。
クイズ形式で、頭が賢いと言われている人がどのように思考を巡らせているかを簡単にステップ別で教えてくれる著書。
 
この二冊を通して、ビジネスには、論理力と直感力が必要であることを知れた。
直感力とは、自分が瞬時に構築できる論理の中で最良のものを出したものではないかという結論に個人的に至った。
直感は、論理的に構築、分解していく作業を飛ばしていけるのでスピードは早いが、精度も低い。論理はその逆。その二つの力のバランスをうまく取る事でビジネスを効率的に推進できるようになっていくと感じた。
 
以下にメモ程度に重要そうであった部分の抜粋してまとめた。
 

 

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・思考力は努力で身につけるもの、考え抜く事で徐々に身に付く
 
・一番初めに思いついた可能性以外にも、抜け漏れがないように可能性を検討して最良だと思われる選択肢を選ぶことが重要。
 
・デザインによる力の強さ
–商品のおまけを全部に付けないで、前方のある一定数に付けることで限定感を演出し、購買意欲を刺激すること
–テレ朝がチャンネルの配置によって視聴率が伸びた。
 
・多くの選択肢の中で基本的に「一番導入が簡単なもの」を実行する
→そのために可能性を考えきる
 
・ビジネスモデルの本質は「気づかれにくいこと」
 
・ジャンルは違えど、時には才能(人)を集めることで会社の危機を乗り越えることが出来る
 
・ビジネスモデルピポットの戦略性
DHCの事例:論文翻訳からデータを収集→化学系のジャンルの知識に強くなる→自社で製品開発。これは戦略があったかは不明だが戦略性に感動した。
 
・仮説を日常から立てまくる
行列が出来ていたらなぜ行列が出来ているか、など。ポジもネガもなぜを考え抜いて自分の仮説を持つ
 
・最後に、本として
この著書の特徴として、「クイズ形式」「分厚くない」の二点が良かったと思う。思考トレーニングといえど、経営戦略の目線まで自然と引き上げられる問題も何問かあり、内容が充実していた。