なんだかんだライフ

"いま"のトレンドを発信していくよ。

100歳でも現役写真家の笹本恒子さんが語った長生きするため4つの秘訣

日本初の女性報道写真家・笹本恒子

f:id:yuichi724:20150422111627j:plain

プロフィール:

太平洋戦争直前の1940年に財団法人写真協会に入社。その後新聞社への転職を経てフリージャーナリストになり、岡本太郎(画家)や大宅壮一(評論家)やヒトラー(独)などを取材。写真から20年遠ざかっていた笹本さんだったが、71歳で写真展で活動を再開した。2011年には吉川英治文化賞を受賞。著書に『好奇心ガール、いま97歳』『99歳、現在進行形ね。』がある。

ーーーーー

徹子の部屋」に前回出演された2012年9月25日当時は御年97歳であったが、現在は100歳になられ、いまもなお現役のフォトジャーナリストとして、"好奇心ガール"として活動なさっている。

報道に入るきっかけは、画家を目指して女学校を卒業後も油絵を勉強していたが、画家は難しいと言われたので、昼は絵を練習し、夜は洋裁学校に通いデザインや裁断を習っていた。その後東京日日新聞(現在の毎日新聞)でアルバイトをしたのがきっかけである。

長くパリに住んでいたこともあって、服装も100歳とは思えないおしゃれな雰囲気を醸し出している。昨年には最年長のベストドレッサーに選出された笹本さんであったが、受賞の翌日に一人暮らしの自宅で転倒し、そのまま意識不明に。幸運にもその状態が発見され、病院に運ばれたが、腕を骨折するはめになったが、奇跡的に発見されたのは不幸中の幸いであった。

 

肉を食べないとやっぱり力が出ない

あと半年弱もすれば101歳になられる笹本さんだが、健康の秘訣は

・おしゃれをする

・明るい色の洋服を着る

・体操をする

・毎日肉を食べる、赤ワインを飲む

の4つとのことだ。100歳にもなると体を動かすのも、肉を食べるのも億劫になるのが一般的であるが、そこをあえて実践している笹本さんだからこそ長生きをされている秘訣である。

一度写真を辞めたことがある。

60年の安保闘争後、写真を提供していた雑誌の廃刊が続き、写真家としての仕事が徐々に減少していった。40代後半にオーダー服サロンを開業し、フラワーアレンジメントの仕事も開始した。姉がお花の師範であるのも関わらず、笹本さんはまったく興味を持てずに常に避けていたらしい。ただ油絵の講師に誘われて訪れた草月流の展覧会に訪れた時に、感銘を受け翌日には教室に通い始めるほどの行動を突き動かすほど人生に影響を与えたものであったらしい。

 

100歳でも健康的に元気に活躍なさっている方を見ると、こちらも刺激されますね。

写真また始めようかな。